portal18's blog

これといって書くことがない。

シブヤデマタアイマショウ

千穐楽もおわったので、原曲使用だけのリスト。つまりすべての公演でながれたものになります (終了後以外) 。「原曲使用」という視点でみている人もそこまでおおくはなく、再演や配信などもあまり期待できないでしょうから、インターネット上で唯一の記事になりそう。

この公演がBunkamura シアターコクーン最後の公演になり、4年間ずっと閉めることになるようです。
www.bunkamura.co.jp
劇中は歌詞がある曲だけ (携帯電話の電源を切る必要があり *1 曲を聞かせて検索するという方法がつかえないため *2 )。歌詞がない曲は有識者Twitterとかにいると信じて...。
替え歌や、歌詞はそのままでも生演奏の曲は映像化・音源化されないかぎりは二度と聞くことはできないが、この記事にあるものだけは原曲使用のため、何回でも聞くことが可能です。ただし外付けスピーカーで再生しないと劇場とちがって高音と低音があまりひびかないため印象がことなったりするとかはあるかも。

生演奏のなかでもひときわよかったのが、「キレイ」というミュージカルから、「ここにいないあなたが好き」という曲でした。直後に「JOYSOUNDにもはいっているよ」というセリフがでてきましたが、JOYSOUNDにもはいっているというのはほんとうで、Nintendo SwitchPlayStation 4 (PS5も互換機能で対応) でうたうこともできますね。Apple Musicなどでのダウンロード販売はないようで、原曲はCDを入手するほかないようです。

開演前

Salsoul Hustle

Salsoul Hustle

  • The Salsoul Orchestra
  • ダンス
  • ¥255
music.apple.com
この曲がスタートしたところでドアがオープンして入場開始になるので、入場開始になる前からならんでいた人や、開場時刻になってすぐにシアターコクーンに到着した人がさいしょに聞くことになった曲はこれですね。演奏時間は5分ほどなので、入場待機列をみることなく入場した人 (つまり開場時刻よりあとに入場した人) はほぼ聞いていない曲です。

Love Is a Natural

Love Is a Natural

  • ダン・ハートマン
  • ロック
  • ¥255
music.apple.com
2曲目。演奏順で書いたので、上から順番に演奏されています。

Le Freak

Le Freak

  • シック
  • ディスコ
  • ¥255
music.apple.com

The Glamorous Life (Club Edit)

The Glamorous Life (Club Edit)

music.apple.com
待機時間内にながれるBGMにしては比較的長めの曲。いくつかのバージョンがあるが、演奏時間が7分ほど (13:30の回の場合12:59 - 13:07) だったのでこのバージョンだとおもわれます。もっと長いバージョンもあるようで...。

That's the Way (I Like It)

That's the Way (I Like It)

music.apple.com
5分間ながれていたのでおそらくこのバージョンかと。

Party Line

Party Line

  • Andrea True Connection
  • R&B/ソウル
  • ¥255
music.apple.com
まったくおなじ歌詞を終始くりかえしているタイプの曲なので歌詞はおぼえやすいほうかも。お祭りさわぎになる直前に演奏される曲としてはいい曲だとおもいました。
開演15分前になると割り込みアナウンス (後述) が再生されるためこの曲は一時停止されました。(割り込み終了後再開)

music.apple.com
このバージョンであっているのかどうかはわからないけれど (じつはスター・ウォーズはみたことがない勢) 、開演15分前の割り込みアナウンスに使用されたBGM。このアナウンスですらネタをつめこんでいました...。このようなネタもたのしめる (かもしれない) ので、公演の会場には基本的にはやめにはいっておくのがおすすめです。ふだん注意事項をきかないような人でもここまでしてくれればきくだろうなとはおもいましたが、わたしはもともときく側なので効果のほどは不明。

Get Down On It

Get Down On It

  • クール&ザ・ギャング
  • R&B/ソウル
  • ¥255
music.apple.com

music.apple.com
開演前さいごの曲。開演時間になったとき、会期前半はぶつ切りだったけど、会期後半でやむをえず開演前舞台挨拶が必要になってから (村杉蝉之介さんが骨折したあと) はフェードアウトで曲がおわるかたちになりました。

1幕

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「ティックトックタック」(TikTokのパロディ) で秋山菜津子さんが投稿したという動画のなかで使用された曲。ティックトックタックということもあり、演奏されたのは数十秒ほど。2022年の曲のため、このなかではいちばんあたらしい。(つぎにあたらしいのはすぐ下だがそれでも2019年)
わたしはあまり新曲をおわないこともあってか、この公演ではじめてきいた曲でした。(当日券を予約 *3 ・購入して2回目の鑑賞で即座に歌詞をおぼえて鑑賞後に原曲があるかどうか検索した)

iesu

iesu

  • 虻瀬
  • アニメ
  • ¥204
music.apple.com
唯一キャスト一覧の用紙にも表記されていた曲。渋谷スクランブル交差点周辺 (表記上では「宮下公園ブルース」) のシーンで (生演奏エイリアンズにつづけて) 演奏されました。
YouTubeニコニコに公開されているバージョンが公演で使用されたもので、上のアルバムに収録されているバージョンとはアレンジがことなるものです (動画を埋め込むとページのロードに時間がかかるのでひかえめにしています) 。この曲はフル演奏で (5分ほど) ダンスがおこなわれていた。ただし最後 (曲が終わる35秒前) の一瞬無音になる部分はポーズをとるためか原曲よりわずかに長く、一部の客はこのタイミングでも拍手していました (リピーター割合が低い日ほどこの傾向が強かった) 。ほかの曲より若干音量がおおきかったのも原曲が演奏されていたため (ここにリストされていない曲はほぼ生演奏) 。
原曲使用とはいえ、歌詞 *4 の「ねえ」と多部未華子さんの「ねえ」(こっちのねえは実際に公演を見た人しかわからないが) のタイミングがリンクしていたのはさすが。
なお、この曲の作者も公演をみたようです。

歌舞伎町の女王

歌舞伎町の女王

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冒頭の30秒間だけ (「独りで訪れた歓楽街」の行まで) 演奏。ステージが暗転して場面転換中のあいだだけ流れた曲。なぜこの曲なのかを書いてしまうとネタバレになるような選曲だったので (出演者自身も各種ネタをまとめた投稿をしているみたいだが) くわしく書くのはひかえておきますが。
もう二度と公演はしないでしょうし、テレビでの放送もないとおもいますが、ネタバレ以外もふくめた感想などは一部のユーザーにのみ公開しているサブブログにでも投稿しようとおもいます (そのため検索エンジンではヒットしませんのでそれを期待してこの記事にきたかたはご了承ください) 。

あと、トー横界隈のシーンで演奏された曲 (これは生演奏ではなかった) の裏で求人トラックの曲がひかえめな音量でながれていたけど、原曲使用の範囲内にいれていいか微妙なところだったのでこの記事にはいれないことにします。

休憩

会場内の化粧室であればスピーカーが設置されており曲がながれるのだが、会場外だとながれないのできいていない人もいるかも。

そういえばわたしは1階・2階・会場外1階・会場外地下1階すべて使用しましたが、1幕のなかで「地下1階のトイレは意外と盲点」とかいっていましたが、男性用の地下1階はほんとうに穴場のようで (使用した日は) だれもならんでいませんでした。逆に2階は会場規模のわりに個数がすくないため回転率がわるく、通路もせまいため2列にならぶことができないこともあり男女ともにながい行列が発生していました。
1階は女性側は2列で整列、劇場スタッフが最後尾の表示をかかげていてならぶ場所がわかりやすいようになっていました。男性側も男性客がおおかった日は表示こそなかったもののスタッフが最後尾位置にたっており2列で整列するようにおねがいしていました。男性用で2列になることもあるのか...。

Get It Right

Get It Right

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The Number One Song In Heaven

The Number One Song In Heaven

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ステイン・アライヴ

ステイン・アライヴ

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開演前のアナウンスはここでながれましたが、曲は中断されずかさねてながれ、しかもいたってふつうの (←重要) アナウンスでした。スタッフも化粧室のなかに人がのこっていないかを確認したり、ロビーにいる人を客席に移動させたり、いろいろやることはありますね。

The Boss

The Boss

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Good Times

Good Times

  • シック
  • R&B/ソウル
  • ¥255
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休憩時間は20分だったため、この曲は冒頭がながれたあたりでカットされました (開演前のレッツ・グルーヴはわりとうしろのほうまでながれた) 。

2幕

メリー・ジェーン

メリー・ジェーン

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秋山菜津子さんの退場 (?) シーンでつかわれました。

終演後

上のメリー・ジェーンがもういちど使用されました。
...が、大千穐楽にかぎっては (再登場前提なのか) 終演後の演出がおおはばにことなり、BGMもメリー・ジェーンではない曲が演奏されました。

Can't Give You Anything (But My Love)

Can't Give You Anything (But My Love)

  • スタイリスティックス
  • R&B/ソウル
  • ¥255
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なお、大千穐楽で拍手がなりやまず3回目の再登場で松尾スズキさんが「さすがに帰ってください!!」と発言したあとにBGMがきりかわり、この曲に。しかも松尾スズキさんの音声での「これで本公演はすべて終了いたしました」という自動アナウンスも3回目だった (この日は再登場前程だったようでアナウンスがながれたのは4回ではなく3回でした) のでアナウンスで笑いが発生するという事態に...。(しかし3回ともアナウンスがながれているあいだはしずかでアナウンス後に拍手がおきるというのもさすがである)

I Can't Go for That (No Can Do)

I Can't Go for That (No Can Do)

  • ダリル・ホール&ジョン・オーツ
  • ポップ
  • ¥255
music.apple.com
ただし大千穐楽以外の日でも、(1階の出口からとおい席にいたなどの理由で係員による追いだしをくらうまえに聞く可能性があった) メリー・ジェーンの演奏が終了したあとの2曲目では使用されました。終演後のBGMは客席内でしかながれなかったため、大千穐楽以外の日程でみた人の大半はきいたことがないとはおもいますが...。

さいごの記念にと終演後の会場内を撮影していた人がおおすぎて、撮影をとめようとするスタッフたちもおいつかずいたちごっこのような状態に。スタッフは撮影客をみかけしだい個別に「お客さま撮影はご遠慮ください」と声をかけていたのに、最終的 (大千穐楽の日) には会場内全体に聞こえるような大声で「客席内の撮影は禁止ですのでご協力をお願いいたします」というスタッフが多数...。お疲れさまです。
シアターコクーンにかぎらずBunkamuraは全体的に会場内の撮影は禁止されているようです *5 。会場外だととくにそのような表示はなくスタッフもとくにとめようとはしていませんでしたが。

...しかし、現時点でかんがえられる要素をとにかくつめこみまくったミュージカルもあまりないでしょうから、なかなかインパクトがありました。

*1:関係ないが、ドコモの携帯電話の場合は公共モード (電源OFF) に設定してから電源を切る (もしくは機内モードに設定する) と相手に「ただいま携帯電話の電源を切る必要がある場所にいるため、電話に出られません。」というアナウンスを聞かせることができます。(設定しないと「電源が入っていないか、電波の届かない場所にあるためかかりません。」になる。) 劇場にかぎらず、「お切りくださいますようお願いいたします」といわれるような場所でつかうことができます。留守番電話契約時でも有効みたい。

*2:歌詞からの検索はできるので、1行でも歌詞をおぼえていれば (歌詞が登録されていない曲以外は) ヒットします。

*3:シアターコクーンさいごの公演ということもあってか人気が集中していたため、当日券ですら公演前日の15時から17時のあいだに専用ダイヤルに電話をかけて予約をとるというかたちになりました。当日は公演開始の1時間前 (開場の15分前) にならんで予約順に購入というかたちになりました。ちなみにル・シネマのほうは「RRR」という映画の当日券はうりきれましたという表示がエレベーター前にありました。

*4:ボーカロイド曲のため歌詞が聞きとりづらい人もいたかもしれないけれど、YouTubeの説明文と作曲者のカクヨムに歌詞が記載されています。あとYouTubeの説明文からボーカルなしバージョンをダウンロードできるようになっています。この記事を読んでいる人のなかではいないだろうけど、うたってみたい人はぜひ...。

*5:シアターコクーンだけではなく、オーチャードホール・ル・シネマ・ミュージアムのいずれも会場内撮影禁止の看板がありました。