portal18's blog

これといって書くことがない。

3歳でも65歳でもあそべるゲーム機

任天堂のゲーム機の場合、ニンテンドーDSはタッチスクリーンが、Wiiにはジャイロセンサー付きのコントローラーが、ニンテンドー3DSWii UNintendo Switchにはその両方が搭載されているため、直感的な操作がシステムレベルで可能になっているのだ。
そのおかげで、とくに上記機能をはじめて搭載したニンテンドーDSWiiは「完全新作」(シリーズ自体が新しいもの) ともいえるゲームが異例ともいえるほどおおく登場した。たとえば、ニンテンドーDSWii Uで販売された「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、タッチスクリーンに直接文字を書くことにより、問題に回答できる。Wiiの「Wii Sports Resort」は、ジャイロセンサー付きのコントローラーで手の細やかな動きを正確に感知でき、よりリアルなスポーツ体験が可能になった。どちらもいままでは実現不可能であったゲームである。
その後、Nintendo SwitchではHD振動モーションIRカメラも追加されて、よりリアルな体感操作が可能になっている。
1-2-Switch」は、箱の中の見えないボールの数を当てるゲームがあるが、コントローラーを傾けると実際にボールが転がっているような感覚がある。後述の「脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」後出しじゃんけんで問題 (勝ってください・負けてください) に対応した手を出すゲームがあるが、コントローラーに向かってグー・チョキ・パーの手を出すことにより回答ができる。
その後タッチスクリーン・ジャイロ・HD振動はSIEのPlayStationでもまねしてきたので、日本メーカーはライトユーザーも取り込もうという考えがあるのかも。(マイクロソフトXboxApple TVのコントローラーではこれらの機能はないので、海外メーカーだと日本とは考えがちがうのかも。実際現在のハードの売れ行きも日本ではSwitchとPSが中心なので...。海外だとXboxも売れている。)
子どもやお年寄りのような、いままでゲームをやらなかった世代が任天堂やSIEのゲーム機をさわるようになった、というケースもよく見る。

そんななか、先日、人力検索はてなで以下の質問が投稿された。
q.hatena.ne.jp
Nintendo Switchで定年を迎えた義父さんでも楽しめそうなソフトはないか。可能なら3歳の娘さんも楽しめるとよりよい。」という趣旨の質問である。
これは65歳*1でも3歳でもあそべるソフトが多数ラインナップされているNintendo Switchのメリットを活かせそうな質問だ、と思い、ほんとうにゲーム機をさわりはじめる人向けのソフトとして「1-2-Switch」「世界のアソビ大全51」「やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ」「リングフィット アドベンチャー」「Nintendo Switch Sports」「ファミリートレーナー」「ジャストダンス2022」「Nintendo Labo」あとゲーム以外「カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch」を回答した
これらのソフトの詳細は、人力検索はてな内での回答をみていただくこととして、この記事では、回答にはのせなかった、「(上記質問でいう) 3歳はターゲットにせず65歳だけをターゲットにしたソフト」「3歳でもゲームに慣れている層がターゲットの (親の補助があったほうがいい) ソフト」「ゲーム機での学習ソフト」「昭和平成のゲーム」「ゲーム以外のソフト (カラオケ以外*2 ) 」「ゲーム機とただしくつきあうには」の視点からみていきたい。はてなブログならシステム上6万5千文字くらい書けるはずなので、たくさん書いていきたいところ (ただし複数人でプレイできるものをなるべく優先することにする) 。この記事はいまは1万3千文字くらい (書式設定の記号含む文字数) 。ここはあくまでブログなので、人力検索はてなの回答とはことなり、思ったことをいろいろかいて、重要箇所をのぞいてとくにリンクも貼らない (人力検索からこの記事に飛んできたかたにはあらかじめ断っておきます) 。
あと、人力検索とはことなり、無期限の編集ができるので (人力検索では回答期間内のみ) 、あとから気が向いたりとかしたら加筆したりするかも。

3歳でも65歳でもあそべるがゲームに慣れてから

3歳があそぶなら、ゲームに慣れてから、もしくは親の補助のうえでの操作がおすすめ。

マリオカート8 デラックス

レースゲームなのだが、通常のレースゲームとは異なりアイテムによる逆転要素があるのがポイント。たとえ自分が遅れていても、上位を攻撃するアイテムをゲットすることで逆転するチャンスが残されているのだ。
別売りの周辺機器として、「Joy-Conハンドル」、Nintendo Laboの「クルマToy-Con」「バイクToy-Con」、「マリオカートレーシングホイール for Nintendo Switch」を使用することで、車のハンドルのように操作ができる。
今作からの新機能として、「オートアクセル」 (アクセルボタンを押しっぱなしにしなくても自動的に加速) や「ハンドルアシスト」 (コースアウトしそうになると自動でハンドル操作) があるので、レースゲームがはじめてでも必ずゴールまではたどりつけるようになっている。
はじめてなら軽いキャラ (キノピオとかノコノコとか) からえらぶのがおすすめ。曲がりやすかったり、とくに「ハンドルアシスト」をオフにしている場合などでコースアウトしても減速しにくかったり、コースに戻ったあとの加速がよかったりする。

スーパー マリオパーティ

すごろくやミニゲームなどをすすめながら1位をめざすゲーム。
ミニゲームにも種類があり、もちろん全員で戦うものもあるのだが、2対2で協力して戦うもの、3対1で戦うもの (3人側ばかりが勝つことにならないよう1人側が有利になるように調整されている) もある。ミニゲームはスタート前に操作を練習する機能があるのではじめてでも安心。
対戦以外にも、全員で協力するモードも。
ちなみに、Nintendo Switchであそべるマリオパーティシリーズは、これ以外にも後述「昭和・平成のレトロゲーム」に書いた「マリオパーティ スーパースターズ」(過去作のリメイク) もある。

桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~

これもすごろくの一種で、全国の物件を買いまわって、総資産額1位をめざす。しかし、それと同時にスタート時に指定された目的地にいちはやくたどりつかないといけないという性質もある。目的地到着時にいちばんとおい場所にいるプレイヤーに貧乏神といういやがらせキャラクターがとりついてしまい、まただれかがつぎの目的地に到着するまでそのまま (回避方法はほかにもあります) なので、なんとしてでも目的地にいちはやく到着できるようにする必要がある。
登場する駅は実際の名前・場所にあり、駅で購入できる物件も現実にあるものがモチーフなので、日本の勉強にもつかえる。

いっしょにチョキッと スニッパーズ

2人であそぶパズルゲーム。短い時間で気軽にあそびたいときはこれ。
ボタンをおすと、自分のカラダと相手のカラダが重なっている部分だけがカットされるので、それにカラダの回転や移動もくみあわせて指定された形をつくったり、お題をクリアしたりする。
Joy-Conの「おすそわけプレイ」ならではをいちばん体験しやすいのはこれかな。

太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!

音楽ゲームJoy-Conを太鼓のバチに見立てて振ることで、太鼓を叩いているかのように操作ができる。振り方によって「ドン」(太鼓の中心をたたく) と「カッ」(太鼓のふちの部分をたたく) のつかいわけもできる。
収録曲数は70曲以上だが、追加コンテンツの購入で曲数を増やすことも可能。
別売りの周辺機器として、「太鼓とバチ for Nintendo Switch」がある。

オバケイドロ!

ニンゲン (逃げる側) が3人と、オバケ (追いかける側) が1人にわかれてあそぶ、3対1のゲーム。
純粋な追いかけっこではなく、ニンゲンはオバケの動きを一瞬とめることができたり、ろうやに移動して (オバケにつかまってしまった) ほかのニンゲンを救出したりといったことが可能。
いっぽうオバケは壁をすりぬけたり、オバケによって各種スキル (ニンゲンのあしあとが光るなど) を使用したりということが可能。ただし、ニンゲンをつかまえると再度つかまえられない時間が一瞬発生するので、ろうやあたりをうろつく作戦はのこり人数が2人だと難易度がたかいかも。1人側が有利になりすぎないように、バランスがとられているのだ。
ニンゲンが1人でも3分間逃げきることができたら3人側 (ニンゲン) の勝ち、3分以内にニンゲン全員がつかまった場合は1人側 (オバケ) の勝ちとなる。

マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック™

東京2020オリンピックの公式ソフト。オリンピックの各種競技をたのしめる。
一部の競技はジャイロセンサーを使用した操作にも対応している (たとえば100mはコントローラーを上下に振ることで加速する) ので、リアルな体験が可能。
ほかにも、昔のゲーム機のようなドット絵表示で1964年 (1回目の東京オリンピック) の競技をあそんだり (1964年競技のジャイロ操作は不可) 、マリオ&ソニックのオリジナル競技である「ドリーム競技」をあそんだりすることもできる。
1人用のストーリーモードをすすめることで、東京オリンピックトリビア (豆知識) をゲットして読むこともできる。(1度ゲットしたものはマイデータモードで再表示できる)

Fit Boxing 2 -リズム&エクササイズ-

一瞬人力検索のほうに書くかまよって、結局書かないことにしたソフト。(人力検索はソフト選びになやんだ結果ほんとうにゲームがはじめてな人向けのソフトに縛ることにしたため)
Wii Fitでいう「リズムボクシング」みたいなもの。ただ、Wii Fitはシンプルにパンチとウィービング (左右によける) だけの操作なんだけど、Fit Boxing 2は各種操作 (パンチにも種類) があるのが特徴。
フィットネスゲームではめずらしく2人同時プレイができる。(Joy-Con (L/R) が2セット必要)
アラーム機能 (人力検索はてなの「リングフィット アドベンチャー」節を参照) 、苦手な運動や負荷の大きい運動を補助する設定、スマホアプリとの連動機能*3など、各種補助機能も充実。
ビシビシ鍛えたい場合は「鬼モード」が選択可能 (ニンテンドーeショップから無料ダウンロード) 。鬼トレみたいにインストラクターの心も鬼になる。

3歳よりも65歳のほうがむいているソフト

この節でもCEROレーティングは「A:全年齢対象」だが、そのなかでもおとなむけのソフトをピックアップ。65歳だけであそぶならこれもひとつ。

みんなで空気読み。

ガラケーのゲームで人気だった作品。
操作方法はスティックを動かす、Aボタンを押すの2つのみなので非常にシンプル。2つの操作をくみあわせて「お前」(画面上では赤く表示されているもの) をうごかしたりうごかさなかったりしてゲームをすすめる。
スタートすると、説明もなしにいきなり問題 (ゲーム) がはじまり、操作をしてもしなくても、一定時間が経過すると自動的につぎの問題にきりかわる。
説明はいっさい表示されないものの、どれだけ空気を読んで適切な操作ができるかというセンスにかかっている。
指定された問題数が終了すると、総合評価が表示され、履歴が保存される。
Joy-Conをおすそわけして、2人であそぶことも可能。空気を読むだけでなく、2人の息をあわせるという要素もふえる。

eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム

2021年時点での実在する選手データをもりこんだ野球ゲーム。
各選手の名前・顔・能力などがリアルに再現されている。
リアルさを重視した結果、各種操作をさまざまなボタンでおこなう、ゲームよりの操作とはなっているものの、設定変更で難しい操作の一部を自動操作に変更したり (どのくらい自動でやるかもこまかく設定できる) 、バッティング (攻撃側) 操作時にボールが飛んでくる速度を調整したりできるので、ある程度は安心。
4人まで同時にあそぶことができる。

脳を鍛える大人のNintendo Switchレーニン

高齢者がゲーム機を手にとるきっかけともなったシリーズの最新作。
パッケージ版に付属のタッチペン*4を使用することで、計算問題や漢字問題の回答を画面に直接記入することができる。ピアノ演奏のトレーニングについては、タッチペンを使用せずに指で直接 (画面上のピアノに触れて) 操作する。
この記事の最初にも書いたとおり、Joy-Conを使用したトレーニングとして、じゃんけんに勝つ手や負ける手を実際に (Joy-Conのカメラに向かって) 出すというのもある。
脳年齢で20歳 (このソフトでの最高判定) を達成すると、「ワーキングメモリーレーニング」(3DSで「鬼トレ」とよばれていたモード) が追加されて、難易度はかなり高いがそのぶん効果も高いトレーニングができる。
2人同時にあそぶ場合は、「お手軽」モードで「野鳥数え」「旗上げ」「箱数え」の対戦トレーニングができる。
なお、離れた家族 (実家など) にこのソフトをあげる場合は、「脳トレメール」の設定が便利。プレイ記録が毎日自動的にメールで送信されるので、実家訪問をせずとも脳トレ状況の把握ができる。

おもに学習するためのソフト

Nintendo Switchだとこどもが使用している割合が (他社のゲーム機とくらべて) たかいこともあり、学習用ソフトもおおい。こどもむけだけでなく、おとなむけのソフトもある。
なお、この節については性質上、1人用のソフトがおおいため、特記事項がないかぎりは1人でしかあそべない。
こどものころから学習したものはおとなになってもわすれにくいので、こどもの学習意欲がたかければ、どんどんすすめるのがおすすめ。(とくに「日本語」「英語」などの語学系は)

グレコからの挑戦状!漢字の館とオバケたち 小学1年生

これもタッチスクリーンに直接漢字を書いてあそぶ。
「かきかきオバケ」「かくれんぼオバケ」「かきとりオバケ」の3つのモードで、オバケと対決。正しい漢字を書くことでオバケを退治することができる。
タイトルに「小学1年生」とあるが、「小学2年生」から「小学6年生」のソフトも別にあるため、すべて購入すれば小学校で学習する漢字をすべておぼえることができる。

グレコからの挑戦状!計算の城とオバケたち たし算

こっちは算数の学習ができる。ソフトは「たし算」「ひき算」「かけ算」「わり算」の4種類で、各ソフト内に10段階のレベルがあるかたちになる。レベル1は小学1年で学習する (「たし算」「ひき算」の場合) 内容だが、レベル10になると小学3〜4年で学習する内容になる。学年ごとに学習するというよりは、本人の習熟度合いに応じて無理のない学習ができる。あまり習熟していないものはゆっくりとじぶんのペースで、逆に早期に習熟できたものはどんどんレベルアップしてより高得点をめざすということもできる。

数学力王 中学1年

上の「たし算」「ひき算」「かけ算」「わり算」のソフトをすべてクリアしたら、さらなるステップアップとしてこのソフトにチャレンジ。ちなみにこれもクリアしたら「中学2年」「中学3年」もある。
「ステップアップ学習」のモードでは、正解がおおいとレベルがあがり、不正解がおおいとレベルがさがるというシステムのため、じぶんのペースで学習できる。
問題に回答する際、決定ボタンではなく「自信あり」「自信なし」と書かれた2つのボタンを押すようになっている。これは「弱点克服学習」モードで使用され、このモードでは単純な正解・不正解だけでなく、回答時にどちらのボタンを押したかも出題時に考慮されるようになっており、単に正解すればいいのではなく、最終的にどの問題がでても「自信あり正解」になるようにめざすのがこのソフトのほんとうのゴールとなっている。
外出先でメモ帳がないなどの状況でも、「メモ」ボタンをおせばタッチスクリーンを使用したフリーメモ機能が使用できるため、どこにいても複雑な計算問題を回答することが可能。

ドラもじ のび太の漢字大作戦

「ドラもじ」は、ひらがなや漢字を書いて町中の文字を食べる魔物「字魔」と対決する書き取りバトルゲームです。

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000033205.html

と、商品説明には書いてある。ここだけだとふつうの漢字学習ソフトとなんら変わりないのだが、このソフトは判定システムに「DS美文字トレーニング」の技術を使用していることもあり、判定がとにかくこまかいのだ。
純粋に文字単位で点数をつけるのではなく、システム上では1画ごとにこまかく点数をつけていて*5、画面上ではその文字の総合得点とともに「この画はよかった」「この画は改善すべき」などのアドバイスがことこまかく表示される。

ベティア ペラペラ英語アドベンチャー

4月29日発売予定。「カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch」で使用できるマイクを、このソフトでも使用する。
マイクに向かって英語をしゃべることでゲームが進行するという、携帯ゲーム機ではよくみるが据え置きゲーム機ではあまり例がないソフトになっている。
テレビのスピーカーで英語を聞きとり、マイクにむかって英語をしゃべることでキャラクターとコミュニケーションすることができる。
敵とバトルするときは、書き取り (Joy-Conで答えを選択する) 問題もでてくる。
マイクを使用するという特性上、はじめて英語にふれる、第一歩のソフトとしてはよさそう。

Nintendo Switchではこのソフトにかぎらず、英語学習に使用できるソフトがいくつかあるが、じつはほかにもSwitchで英語をまなぶ方法がある。
それは、HOMEメニューにある「設定」から、「本体」→「言語」を「English」にするだけ。HOMEメニュー *6 だけでなく、言語変更に対応しているソフトであれば英語表示にきりかわる。
操作説明もふくめてすべて英語表示になってしまうため、はじめてあそぶソフトは注意。
1-2-Switch」や「世界のアソビ大全51」のようなフィーリングであそべるソフトだと学習効果はへるかもしれないが、新鮮な気持ちでたのしめるので慣れたらいちどやってみてほしい。
「リングフィット アドベンチャー」だとソフト内に音声言語だけを変更する機能があるので、画面表示は日本語で音声だけ英語にすればおなじく新鮮な気持ちでたのしめる。

タイピングクエス

「コンパクトキーボード for Nintendo Switch」を接続して使用する*7
日本語のローマ字入力を学習するソフトで、指示されたローマ字をすばやく入力することで敵を倒してゲームがすすむ。
そのほか、Nintendo Switch+テレビ+キーボードを2セット用意すればローカル通信による2人対戦もできる。
なお、パッケージ版は通常版のほか、ソフトと「コンパクトキーボード for Nintendo Switch」「テーブルモード専用ポータブルUSB ハブスタンド 2ポートfor Nintendo Switch」(テレビなしでキーボードを接続する場合に使用するアダプター) の3点がセットになったスターターセットもあるので、すぐにあそびはじめられる環境をととのえることが可能。

ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング

最近は学校でのプログラミング学習が必修化されているようなので、プログラムの「しくみ」だけでも理解しておくとよい。
このソフトの場合、むずかしい英単語はいっさい不要で、「ノードン」というアイテムを配置したり「ノードン」同士を線でつないだりするだけで、ゲームをつくることができる。
ほんとうにプログラミングがはじめてであれば、「ナビつきレッスン」でこのソフトの操作方法と、プログラムの「しくみ」を学習できる。
また、「ノードンふりかえりカード」*8で、このソフトをあそんでいないときでも「ノードン」の使用方法をさくっと再確認できる。
このソフトでプログラムの「しくみ」をおぼえられたら、「プチコン4 SmileBASIC」(実際のプログラムのようにキーボードで英単語などを入力してゲームをつくるソフト) で高度なプログラムにもチャレンジしてみるのもいいかも。
おとなの学習にもプログラミングはおすすめ。もしプログラミングをやったことがなければあたらしい学習になるので脳トレとしてもいい。

昭和・平成のレトロゲーム

最近、昭和・平成レトロがはやっている。先月だと、ゲーム以外にはなるが、新しいBSデジタル放送として「BS松竹東急」というチャンネルが開局した。もちろんオリジナル番組もあるのだが、昭和・平成時代に上映・放送された映画、アニメ、ドラマなどもやっている。
じつはこれ、若い人には新鮮な気持ちで楽しめる、昔を知っている人は懐かしむことができる、といった、両方の世代でメリットがある。
ゲームにおいては、昔のゲームを時代に合わせてリメイクしたものと、昔のゲームをあそぶ機能によりそのままの状態*9であそべるものがある。
なお、この節は一部ソフトをのぞいて短めの文にしている。
※この節にかぎり、CEROレーティングが「B:12歳以上対象」以上になっているソフトがあります。

Nintendo Switch Online

Nintendo Switch Online」はゲームのオンラインプレイに必要な追加サービスなのだが、おまけの機能として「ファミリーコンピュータ」「スーパーファミコン」「NINTENDO 64」「セガ メガドライブ」のソフトをそのままの状態*10であそぶことができる。(「NINTENDO 64」「セガ メガドライブ」は「追加パック」プランのみ対応)
これらのゲーム機のコントローラーを再現した専用コントローラーも販売されており、当時の操作感そのままであそぶこともできる。「NINTENDO 64」「セガ メガドライブ」は「追加パック」プランでないとあそぶことはできないものの、コントローラーだけであれば通常プランでも購入できる (無料体験期間の場合は購入不可) 。
ファミリーコンピュータ」「スーパーファミコン」「セガ メガドライブ」は2人までしか同時にあそべない。これは当時3人以上の同時プレイは拡張コントローラー*11で実現していたためだが、Nintendo SwitchではNINTENDO 64振動パックを除き拡張コントローラーを再現する機能が搭載されていないため。「NINTENDO 64」は拡張コントローラーなしで4人同時接続できることから、Switchでも4人であそべる。
なお、「ファミリーコンピュータ」「スーパーファミコン」「セガ メガドライブ」はCEROレーティングが「B:12歳以上対象」、「NINTENDO 64」は「C:15歳以上対象」になっている。これは複数のソフトをまとめたものはいちばんレーティングが高いソフトが優先して適用されるようになっているため。このため、12歳以上のソフトに制限をかけるとシステム上どのソフトもあそべなくなってしまう。もし必要であればこのソフトだけ制限の例外設定をオンにするのも検討に。「どこでもセーブ」を使用することで、セーブができないゲームやできるゲームでもセーブ不可の場面などで、「ゲーム画面そのもの」を保存することができるので、当時クリアできなかったソフトをもういちどあそびたいときや、ソフトをすばやく中断・再開したいときなどに使用できる。昔の難易度のままたのしみたい場合は、あえて使用しないでおくのもひとつ。

Capcom Arcade Stadium

このソフトも「B:12歳以上対象」(上記理由と同じ) 。カプコンアーケードゲームをあそぶことができる。
これにも「どこでもセーブ」がついているため、当時とくらべて難易度はさがっている。

アーケードアーカイブス

1980〜1990年代の各種アーケードゲームをそろえたシリーズ。上記のような1本のソフトではなく、個別のソフトになっている (そのためレーティングもソフトごとに個別設定される) 。
リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Nintendo Switch」「ファイティングスティック mini for Nintendo Switch」を使用することで、ジョイスティックとボタンによる操作が可能になる。Joy-Con・専用コントローラーのどちらであそぶ場合でも、ボタンの設定ができるため、好きなボタン配置にしてあそぶことができる。

マリオパーティ スーパースターズ

前述の「スーパー マリオパーティ」Joy-Conならではの機能を使用してあそぶ新作だったのにたいして、こちらはボードマップは「マリオパーティ」から「マリオパーティ3」までのなかから5種類、ミニゲームは「マリオパーティ10」までのなかから100種類厳選してリメイクしており、おもにボタンを使用してあそぶ。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ

ポケットモンスター ピカチュウ」(赤・緑系統) のリメイク。
野生のポケモンとの戦闘はPokémon GO仕様になっており、モンスターボールを投げるときはポケモンに向かってJoy-Conを振る。2人同時プレイだとボールを2つ同時に投げられるため、エクセレントスローのようないい評価がPokémon GOにくらべるとだしやすくなっている。「モンスターボール Plus」を使用すると、コントローラーを振る操作にくわえて、ポケモンゲットに成功するとコントローラーから音声 (ポケモンの鳴き声) が再生されるなど、本当にボールを投げているような感覚を味わうこともできる。

ゲーム以外のソフト

カラオケは人力検索の回答のほうをみてほしいので、それ以外のソフト。ほとんどの役割がスマートフォンにとられてしまったこともあり、Wii Uニンテンドー3DSよりは数がすくない。しかし、AppleiPhoneiPadApple TVをそれぞれ販売していることからみても、1台でぜんぶすませず、用途に応じてつかいわけている人もおおい。自分もそのひとりで、ゲーム機でゲーム以外のソフトはよく使用している。
なお、動画配信サービスなど一部のソフトはレーティングがついていない (レーティングはゲームが対象のため) 。

動画配信サービス

日本では、「niconico」(ニコニコ生放送は未対応)「YouTube」「Twitch」「ABEMA(アベマ)」「Hulu」に対応している。

レコチョク

音楽配信サービス。購入した曲を再生する以外にも、ストア機能でその場で曲を購入する機能もある。
「クラブレコチョク」に会員登録している場合は、購入した曲をPCやスマートフォンにダウンロードしたり、ニンテンドー3DSで購入した曲を引っ越したりすることもできる。(逆も可能)

みんなのおしゃべりチャット

ともだちとボイスチャット (通話) ができる。また、保護者のスマートフォンにアプリをインストールして、スマートフォンとSwitchでテキストチャットをすることもできる。
なお、このソフトは自由な内容のやりとりができるという特性から、フレンドは本体だけでなくソフト内でもあらためて登録が必要、ソフト独自のペアレンタルコントロール (機能制限) が設定できるようになっている。

※ 「みんなのおしゃべりチャット」はかつてニンテンドー3DSで販売されたソフトだが、このソフトではないものの、3DSでの類似ソフト「いつの間に交換日記」や「フレンドうごメモギャラリー」で不適切な写真が送受信された事例があり、当該2ソフトはサービス停止 *12 、「みんなのおしゃべりチャット」は写真を送受信する機能がもともとなかったためかサービス停止までにはいたらなかったものの (現在は3DSではサービス終了している) 、更新データによりソフト独自のフレンド機能やペアレンタルコントロールを追加するなど、こどもの利用者が多いゲーム機であるがゆえ特別厳しい対策がおこなわれる事態となった。

Colors Live

お絵かきができる。別売りの「Colors SonarPen」(25ドル 日本への発送もできるみたい) を使用すると筆圧を認識してより正確な絵をかくこともできるので、プロが利用するにもおすすめ。

KORG Gadget for Nintendo Switch

音楽をつくることができる。プロも利用できるような本格的なツールが多数搭載されているほか、Nintendo SwitchなのでTVモードならではの大画面・大音量を有効活用したり、4人で同時に音楽をつくったりすることもできる。1人ではできなかった音楽ができるかも...?

ゲーム機とただしくつきあうには

上のとおり、ゲーム機でゲーム以外のソフトをいろいろ使用できるというのもあるが、最近はゲーム内でもさまざまなコミュニケーションができるようになっている場合もおおく、とくにこどもがうっかり個人情報を発言しないように注意する必要があったり、おとなでもつかれるほどあそびすぎることがないようにも注意する必要がある。
まずは家庭内でどのような使用ルールがいいかをきめておき、それを補助する目的で使用制限の機能を設定するといい。

なお、あれもこれもと制限をかけすぎるとのちのちトラブルになってしまう可能性もあるので、そこは柔軟な対応が必要。制限を守らなかったことをしかるのではなく、制限を守ったことをほめるという方向で指導できるようになればなおよい。

仕事でも勉強でもゲームでもその他なんでも、やりすぎると集中力がきれてしまうので、適度に仕事、適度に休憩、適度に勉強、適度に休憩、適度にゲーム、適度に休憩、と、すべてほどほどにするのがいちばん重要。

なお、機能制限は、ゲーム機だけではなく、パソコン、スマートフォンタブレット、テレビなど、現代のさまざまな機器に搭載されている。これは各種機器がかんたんにインターネットに接続できるようになったというのがおおきいのだが、各種電子機器がハイテク化していくなかで保護者の監視がいきとどかない、ということがないように気をつけたい。

*1:義父さんの年齢の記載はなかったが、この質問に対する回答では、公的年金の標準的な受給開始年齢である65歳を定年と仮定することにした。

*2:カラオケは人力検索の回答に書いたため。

*3:スマートフォン上で記録の確認やスマホ限定の筋トレができる。

*4:ダウンロード版の場合はマイニンテンドーストアでタッチペンだけを880円で購入できる。

*5:そのため書き順が違うと評価不可になる。書き順を表示する機能があるのもこのため。

*6:HOMEメニューのなかでも、「Nintendo Switch Online」と「ニンテンドーeショップ」は日本では言語変更には対応していまない (日本語で表示される) 。また、「ゲームニュース」も日本から発信されているニュース (本体機能の紹介以外) は日本語表示のみ。

*7:ロジクール ワイヤレスWii キーボード」でも動作する。

*8:パッケージ版に付属 もしくはマイニンテンドーストアから500円で購入できる。

*9:ただし、現在の表現規制などの都合で最小限の調整がおこなわれている場合はある。

*10:ただし、現在の表現規制などの都合で最小限の調整がおこなわれている場合はある。

*11:スーパーファミコンの場合は「マルチプレイヤー5」。

*12:ただし「いつの間に交換日記」はインターネットを使用しない「すれちがい通信」での日記交換のみ可能。