portal18's blog

これといって書くことがない。

ミニブログからの卒業

まず、3月27日、数あるミニブログサービスのひとつであった、はてなハイクの提供が終了した2017年6月にはてラボに移動したが、サービスの再生をおこなうことができなかったらしい *1 。ハイクの終了は残念である。


さて、本題にもどり、今週のお題は「卒業」。すごいタイミングがよかったのでかこう。自分は中学生のころからミニブログに縁のある生活をおくっていた。とはいえ、自分が使用したミニブログはてなハイクMiiverseくらいだったので、はてなハイクが終了したら、現在自分が登録しているミニブログはひとつもないため、「ミニブログからの卒業」ということになる。というわけで、自分が使用したミニブログのおもいでをつづっていく。(2つのサービスだけなのにどこまで文章をかけるのだろうか)


わたしのミニブログのであいは、たぶん2011年だったとおもう。自分は2014年にはてなIDを変更して、旧はてなIDは退会してしまったため、記録はないのだが、はてなグループに「うごキャラクラブ」というグループを作成して、それの情報発信用としてはてなダイアリーはてなハイクを使用することになったのがはじまりなのではないかとおもう。また、ちょうどそのころのはてなトップページが現在のMyはてなにちかい編成で、使用したサービスが緑色になるしくみだったため、緑をふやしたかったというのもあった。
数か月後、iOS 5Twitterとの連動機能が登場したことがきっかけで、Twitterにも登録したが、自分にはあまりあわず、ほぼ見る専となっていた。うごキャラクラブの情報発信に必要なものは投稿していた、というところだろうか。2013年にうごキャラクラブの管理から離脱したことや、2017年に登場したiOS 11でTwitterとの連動機能が削除されたことで、自分には必要ないアカウントになり、Twitterアカウントは削除した。個人的には、Twitterの利用者数が急増したために、相対的にはてなハイクの利用者がへったのだとおもわれる。まさに黒船。自分はずっと国産にこだわりつづけた (わけではないけどTwitterはあわなかった) 。そういえば、Twitterは13歳以上でないと登録できなかったのだ (一時期年齢をとわずに登録できた時期もあった) が2011年がちょうど13歳だった。中学2年...。

そのころのはてなハイクは、現在ほど積極的には使用しておらず、おもにうごキャラクラブうごキャラそのものにかんする情報発信、ユーザーページで個人的なことをいろいろ *2 、当時人気だった「00:00:00を取るお題」へのチャレンジなどが中心だった。

2012年12月、Wii Uの発売と同時にMiiverseのサービスが開始。Wii Uは発売日にてにいれたため、Miiverseもその日からつかいはじめている。ゲーム機のスクリーンショットをホームボタンひとつでかんたんに投稿できるというのが最大の特徴だった。
自分はゲーマーではないものの、世界中のWii Uユーザーと、言語のかきねをこえてつながることができるというのも特徴のひとつである *3

ゲームにかんする投稿だけでなく、「自分の活動」を使用して、トップページにながさない、個人的な投稿も可能だった *4

また、2013年夏ころ、MiiverseNintendo TVii *5 との連動機能として、放送中や放送予定のテレビ番組についての感想などを投稿する機能が追加された。このころから、メインのミニブログは完全にMiiverseにシフトしてしまい、はてなハイクはめったに使用しなくなってしまったのだが、後述するMiiverseの終了後、はてなハイクにもテレビ番組にかんすることをかきこむようになったきっかけにもなった。Miiverseには、200番組以上投稿していた。
NHK紅白歌合戦もほぼ毎年ここに投稿していたし、ニュースをみておもったこともここに投稿していた。チコちゃんに叱られる!パイロット版の放送当時はMiiverseがあったのだが (レギュラー版開始時にはすでにMiiverseはなかった) 、それもここに投稿していた。Miiverseに投稿していた番組でいちばん印象にのこっていたのが、「学校のカイダン」という、2015年に放送されたテレビドラマである。が、2015年8月以前の投稿はMiiverseのサービス終了よりまえにすべて消去してしまい、なんて投稿をしていたかはおぼえていない。(それ以降の投稿は後述のMiiverse投稿履歴ダウンロードですべてのこっている)
あと、「宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!」もおもしろかったな。あとは...。

Miiverse
Miiverseにおこなっていた投稿の一例。

...おっと、話がながくなりそうなのでさきにすすみましょう。

2016年くらいから、Miiverseではゲームにかんする投稿をそんなにしなくなり、テレビ番組にかんする投稿や日常にかんする投稿をたくさんするようになった。自分はMiiverseではだれひとりとしてフォローしていなかったのだけど、いろんな人とかかわるうちにフォロワーはすこしずつふえていった。コメントもたくさんもらった。ただし、この時期は投稿の種類もふやしていき、ニコニコ動画ニコニコ生放送をみておもったことをMiiverseに投稿したり *6 、「カラオケ JOYSOUND for Wii U」でなにもうたわないと、テレビ画面に人気曲のランキングが表示されたりするなどの機能があるけど、そのランキングの画面を毎週スクリーンショットしてMiiverseに投稿したりとかしていました。

2017年11月、Miiverseが終了。5周年のぴったり1か月前に終了したのだけど、これだったら12月に終了してほしかった。終了にさきがけて、「みんなでよせがきコミュニティ」がスタート、そのコミュニティに投稿された手書き投稿から巨大なモザイクアートが作成されるという企画が公式におこなわれた。自分も投稿したけど、そちらについては2017年10月にこのブログに投稿した記事にかいたのでそっちで (この下にも画像をおいておく) 。
なお、モザイクアートについてはMiiverseの公式サイトでみることができる。自分の投稿はえらばれなかったけど。
なお、Miiverseは投稿データのダウンロードは予約制で、サービス終了前に予約した人は任天堂側で終了までの投稿 (削除や非公開になった投稿はのぞく) を完全にまとめてくれて、メールでおくってくれるかたちだったので、ぎりぎりまでねばった結果ダウンロードできないという心配がなかった。
Miiverseが終了したとき、登録しているミニブログはてなハイクだけだった (Twitterは前述のとおりMiiverseのサービス終了よりもまえに削除した) ので、ふたたびはてなハイクにもどることにした。
Thank You!

Miiverseでまなんだ投稿ノウハウをハイクにもちこんだため、テレビ番組にかんする投稿をハイクではあまりしていなかったのをハイクでもするようになった。また、これまでユーザーページばっかりだった投稿も、お題ページに投稿する頻度がこれまでよりふえた。昔のお題を発掘したりとかもしていた。
ハイクへの投稿頻度もすこしずつふやしていき、2018年7月からはさいしょの行にかいたサービス終了の日まで毎日投稿するようになった。これまでMiiverseでやっていたカラオケのランキングのスクリーンショットも、ハイクに投稿するようになった。

2018年11月、ついにサービスの終了が発表されてしまった

ラボサービスへの移行後、約2年間試行を重ねてまいりましたが、抜本的なサービスの再生ができず、システム面の状況と現状のサービス利用状況を鑑みて、サービス継続の判断を行うことはできませんでした。

だって。実質半年ちょっとユーザーだったけど、ハイクの雰囲気にスムーズになじめたところでのサービス終了だったのは残念だった。Twitterの雰囲気はあんまりあわないし。

ハイクユーザーのなかではライトユーザーのほうだったけど、1回でもハイクユーザーにちかづいていたほうがいいかとおもい、2019年3月に2回オフに参加している。あと、「ハイクエンド」というハイクユーザーがつくった本も購入した。

13人の足
オフに参加したら全員で「足写真」というのを撮影するのが恒例だった。自分はいちばん下のまんなか、スーツ姿のもの。
ハイクエンド
「ハイクエンド」という本。
ohayougirl.rgr.jp
そして、きのう 17時、はてなハイクが終了してしまった。終了したからいうけど、日常的なおでかけにかぎらず、通勤通学の道でのできごとでさえこまかく投稿していたけど、Twitterでおなじことをやるのはいろいろとリスクがある。ハイクだからこそ。
はてなハイク サービス終了のお知らせ
終了、残念。
田園都市線 青葉台駅 北口
日常のなんともない看板でも、はてなハイクでなら立派な写真になる。
はてなハイク2 (仮称) サービス終了のお知らせ
このタイミングで書くけど、「はてなハイク2」というサービスも昔はあった。

なお、投稿ダウンロードは前述のMiiverseのような予約制ではなく、おしたらすぐにダウンロードがはじまるかたちであるため、終了ぎりぎりまで投稿を書いていたら確実なバックアップができない。そのため自分はさいごは投稿をひかえて、ダウンロードに専念していた。
2019/3/28 17:15に、投稿のダウンロード機能の告知不足を理由に、4月5日までダウンロード期間を延長する対策がおこなわれました。ただし、はてなハイクが終了しているためお問い合わせでの対応となるようです。詳細は以下を。
d.hatena.ne.jp

さて、はてなハイクが終了して、自分のやりたいことにぴったりあったミニブログがなく、あらたに登録しようというミニブログがないために、残念なかたちでの卒業となってしまったのだ。

*1:おなじような終了方法をおこなった例として、2010年6月に終了したはてなワールドがあげられる。はてなアンテナも2019年1月にはてラボに移動したので、数年後にこれらの2サービスとおなじ理由をあげて終了してしまうのかもしれない。

*2:ユーザーページに投稿するとトップページにはながれない。ハッシュタグをいれないで投稿したTwitterとおなじである。

*3:はてなハイクの場合は、日本版と全世界版でシステムがわかれていた。Miiverseの場合、言語フィルター機能はあるものの、Twitterとおなじで国をとわずに共通のシステムで運用されていたため、世界中の人と交流しやすいというのは特徴のひとつであった。

*4:ただし子どもがおおいコミュニティなので、ゲームのスクリーンショット以外の写真は投稿できないようになっていたり、個人情報がすこしでもふくまれていると運営により即時投稿を削除されるなどのはてなハイクよりきびしい制約はあった。

*5:Wii U GamePadで番組表を表示できるサービス。Miiverseのサービス終了と同時に終了してしまった。

*6:Wii U版のニコニコは動画や生放送ごとにタグをつけてMiiverseに投稿する機能が搭載されていました。